【幼少期】
沖縄県石垣島で生まれ、大自然の中でのびのびと育ち、発想豊かで活発な子であった。
母は、洋裁や民芸織物(ミンサー織)、父は、公務員でありながら、大工仕事など、無いものは作る姿を見ていて、もの作りが当たり前の環境で育つ。

 

【10代】
勉強よりも近所の仲間と一緒に遊ぶことに専念し過ごす。
服飾デザイナー、イラストレーター、美術の道も考えるが断念し、教職免許を取るために、短大へ進学。

 

【20代前半】
東京で受付業務、航空券予約販売業務に携わった後、カナダに1年間滞在。英語を学びながら、カナダ本土、ヨーロッパを旅する。

 

【20代後半】
帰国後、東京にて旅行会社、貿易会社に勤務し、後に結婚。

 

【30代】
出産後、在宅ワークにて入力業務、子育てを神奈川県にて経験。
布雑貨作りを子育てしながら趣味で楽しむ。

 

【40代】
リウマチを発症し、故郷に戻り、石垣島で療養しながら子育てをする。
薬を服用しながらも、病状は大分改善され、ヨガやウォーキングなど、運動も活発に楽しめるようになる。

 

【50歳】
石垣島から那覇に移るが、直後にリウマチが悪化し、1年半ほど、家事や食事の支度など、生活に支障が出るほど、痛みや強張り、薬の副作用に悩む。

 

【52歳】
留学から戻った娘に励まされ、簡単な布雑貨作りを再開。友人の弁当作りからヒントを得て、簡単で可愛い盛り付けをする食事を楽しむようになる。
小さなもの可愛いものに目を向けて、好きなもの作りをしているうちにリウマチの痛みや症状も軽減する。
細かな作業や服のリメイクなどもするようになる。
ごはん作りも小さな器や道具を使い、おままごと遊びのように家事を楽しむようになる。この発見や喜びをたくさんの人に知ってもらいたいと思うようになる。

手作り布雑貨も喜ばれ、注文を受けるようになり、自宅台所を『おままごとらぼ』と名付け、布雑貨作りやおままごとごはん作りのワークショップをする。

もの作りイベントにも参加し、お知らせを手書きで作る。この手書きが好評で、ミニ看板、名刺、メッセージカードを作る依頼を受ける。筆や筆ペンを使い自由なスタイルで書き始める。後に、沖縄筆文字『らぼ書』と命名、花絵として活動し始める。

 

【53歳-現在】
2020年6月
コロナ禍で新しい働き方を模索し、ネットショップ開設に伴い開業する。
筆文字デザインのTシャツやトートバック、オリジナル布雑貨を販売する。
筆文字『らぼ書』教室を対面形式からオンライン形式に切り替え、全国/海外の筆文字『らぼ書』受講者と交流を深めながら、書くことを楽しむ活動を始める。
暮らしに目を向けて、親しみやすさで、工夫を凝らした作品作りや教室作りを心掛ける。
沖縄筆文字『らぼ書』の活動が、国内外へ広がることを願い日々チャレンジ。

おままごとらぼ 鳥海勝子

lavo.okinawa